発展途上。

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第三話「眠り猫」

「うぉぉ・・・・。めっちゃうまいなぁ・・」 唖然とした表情でひたすら石を掘り進める少女の手元をアントーニョは見つめていた。 「・・・んで、コレ。何なん?」 ティッシュ箱より一回り大きいか位の石像は鰓の多い魚のようだった。 「ユーステノプテロン…

第二話 「シジュウカラとメガネ拭き」

コーヒーの香り。 研究室は日当たりが良いからか、廊下より少し温度が上がったように思えた。こんな春の日には少し暑いようにも感じる。 実際には『温度』というよりその場の空気自体がいつもとは違ったのかもしれない。 ただいつもと同じように深緑のパーカ…

第一話「特別奨励賞、桜坂にて。」

何かが軋む音がした。 いつもの事だ。 木造2階、風呂なし、トイレ共同。昭和後期建てられすっかり時代の波に乗り遅れた廃墟同然のこのアパートが軋まない方が逆に恐ろしい。 何故この青年がこんなアパートに住むかというとこのアパートを出てすぐの坂を2分…

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